マテリアリティ

モノタロウが取組む重要課題(マテリアリティ)

当社では、社内で議論を重ね、資材調達ネットワークの変革による、事業者であるお客様の生産性向上に加え、当社における重要性と社会からの期待度の見地から、
  • ①環境や人権に配慮した産業社会の発展に向けたサプライヤーとの協調
  • ②気候変動対策としての二酸化炭素排出量の削減
  • ③ダイバーシティ&インクルージョン
  • ④廃棄物削減・リサイクルを通じた資源循環型モデルの実現
  • ⑤環境配慮型商品の開発と提案
につきまして、まず優先して取り組むべき課題と致しました。これらの取組みを軌道に乗せつつ、更なる取組みにつきましても、今後社会に対して発信してまいります。

重要課題(マテリアリティ)特定のプロセス

①社会課題の認識
プロジェクトメンバー及び経営陣で、「SDGsの17の目標と169のターゲット」と「事業」とのつながりを検討。事業のプロセスや事業におけるバリューチェーンなどを念頭に、SDGsの目標・ターゲットの実現に貢献できそうなアクション案をリスト化。合計114案を分類・整理
②優先度の設定
「社会からの期待度」及び「自社にとっての重要度」の2軸に基づき課題を整理する方針を決定。外部のコンサルタントの意見も踏まえ、プロジェクトメンバーでの議論、経営陣の議論を経て、マッピングと重要課題の候補選定を実施
③特定
当社経営戦略との関連性を評価し、取締役会の決議を経て、重要課題(マテリアリティ)を特定・決定
 
 

優先取組み分野とSDGsの関わり

指標と目標

・二酸化炭素排出量の削減目標
 当社は、Scope1及び2に関して、2030年までにCO₂排出絶対量を2020年比で50%削減することを目標に取組みを進めております。

スコープ



カテゴリ



2020年



2021年



2022年



2023年


Scope1

主に燃料の消費



10



2



15



32


Scope2(マーケット基準)

主に電気・熱の利用



2,687



3,919



3,817



718


Scope2(ロケーション基準)

主に電気・熱の利用



3,107 *



4,042 *



6,086 *



7,015


合計(マーケット基準)

2,697



3,921



3,832



750


合計(ロケーション基準)

3,117 *



4,044 *



6,101 *



7,047


  • ※CO₂排出量算定結果は、一般社団法人 非財務情報保証協会による第三者保証を受けています。*印(Scope2 2020年~2022年のロケーション基準)は社内で検証した参考値です。
  • ※当社グループ売上の大半を占める株式会社MonotaRO(日本)を対象に算定しています。
  • ※Scope1は、主に物流拠点・オフィス・拠点間移動における燃料の直接使用にかかる二酸化炭素排出量。
  • ※Scope2は、主に物流拠点・オフィスにおける電力の使用、空調の熱にて発生する二酸化炭素排出量。
  • ※事業の拡大に伴う出荷量の増加に加え、2021年は茨城中央SCの稼働開始、2022年は猪名川DC第1期稼働開始、2023年は猪名川DC第2期稼働開始があり電力使用量が増加。
  • ※2022年7月より、笠間DCと茨城中央SCで再生可能エネルギーの利用を開始(トラッキング付き再生可能エネルギー計画に変更)。2023年1月より猪名川DCでも適用(トラッキング付き非化石証書購入)。
・女性活躍の推進 
当社は、D&Iの一環として、多様な人材の登用と成長を見据え、女性管理職の割合を2030年に25%とすることを目標にしています。この目標達成に向け、当社では、社内制度の整備や各種セミナーの開催等により一層の多様性の受容を進めるとともに、取組みの対外的な発信を通じ、採用における更なる母集団形成に努めております。

項目



2020年



2021年



2022年



2023年


女性従業員割合(%)

61.5%



60.0%



60.6%



60.9%


 女性従業員割合(%)(正社員)

38.8%



37.8%



38.0%



37.8%


女性リーダー割合(%)

29.6%



30.2%



27.9%



26.3%


 係長級の女性リーダー割合(%)

41.0%



43.7%



37.5%



32.7%


 管理職の女性リーダー割合(%)

14.0%



17.9%



16.3%



19.6%


 

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