直近の業績

2022年12月期 決算概況

(単位 : 百万円)

2021/12

2022/12

前期比増減

前期比増減率

売上高

189,731

225,970

36,240

19.1%

営業利益

24,129

26,213

2,084

8.6%

親会社株主に帰属する当期純利益

17,552

18,658

1,106

6.3%


 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大、サプライチェーンの混乱、半導体をはじめとする部材の供給不足に加え、エネルギー価格や原材料価格の高騰、円安の進行、ロシアによるウクライナへの侵攻の影響等が懸念され、先行き不透明な状況で推移致しました。

 このような環境下、当社は、検索エンジンへのインターネット広告の出稿と当社ウェブサイトを検索エンジンにおいて上位に現すための検索エンジン最適化(SEO)の取組みを主軸とした新規顧客の獲得や、eメールや郵送チラシによるダイレクトメール、日替わりでの特価販売、カタログの発刊・送付等による販促活動を積極的に展開致しました。カタログに関しましては、2月下旬に、17.4万点の商品を掲載する「間接資材総合カタログ RED BOOK2022春 VOL.18」(全13分冊、発行部数約310万部)、9月下旬に、25.5万点の商品を掲載する「間接資材総合カタログ RED BOOK 2022秋 VOL.18」(全10分冊、発行部数約131万部)を発刊致しました。また、テレビCMを放映し、更なる認知度の向上に努めました。

 更に、当社は、顧客基盤の拡大に伴い増加する様々な需要に対応すべく、当連結会計期間末時点におきましてウェブサイト上の取扱商品としては約1,900万点、当日出荷を可能とする在庫商品点数としては約51.8万点を取り揃えました。また、物流における出荷能力・保管能力の基盤の強化のため、「猪名川ディストリビューションセンター」(兵庫県川辺郡、延床面積約194,000㎡)の稼働を4月に開始しました。

 一方、大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとのシステム連携を通じた間接資材の販売に関しましても、顧客数、売上共に順調に拡大致しました。
 これらの施策を実施したことにより、当連結会計年度に1,227,175口座の新規顧客を獲得し、当連結会計期間末現在の登録会員数は8,006,494口座となりました。
 加えて、当社韓国子会社であるNAVIMRO Co., Ltd.は、インターネット広告の出稿を中心に積極的な顧客獲得活動を推進して顧客基盤を拡大させるとともに、取扱商品及び在庫商品の拡充を進めました。

 以上の結果、当連結会計年度における売上高は225,970百万円(前期比19.1%増)、営業利益は26,213百万円(前期比8.6%増)、経常利益は26,398百万円(前期比8.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は18,658百万円(前期比6.3%増)となりました。