直近の業績

2023年12月期 決算概況

(単位 : 百万円)

2022/12

2023/12

前期比増減率

売上高

225,970

254,286

12.5%

営業利益

26,213

31,309

19.4%

親会社株主に帰属する当期純利益

18,658

21,813

16.9%


 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症との共存及び社会経済活動の正常化に向けた動きが進んだ一方、円安の継続による原材料価格の上昇、ロシア・ウクライナ情勢等の不安定な国際情勢や中国経済・欧州経済の減速による景気への影響が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
 このような環境下、当社は、検索エンジンへのインターネット広告の出稿と当社ウェブサイトを検索エンジンにおいて上位に現すための検索エンジン最適化(SEO)の取組みを主軸とした新規顧客の獲得や、顧客ごとに掲載商品を最適化したeメールや郵送チラシによるダイレクトメール、日替わりでの特価販売等による販促活動を積極的に展開致しました。また、テレビCMを放映し更なる認知度の向上に努めました。
 更に、当社は、顧客基盤の拡大に伴い増加する様々な需要に対応すべく、当連結会計年度末時点におきましてウェブサイト上の取扱商品としては約2,200万点、当日出荷を可能とする在庫商品点数としては約55.9万点を取り揃えました。
 一方、大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとのシステム連携を通じた間接資材の販売に関しましても、顧客数、売上共に順調に拡大致しました。加えて、物流における出荷能力・保管能力の強化のため、昨年4月に稼働を開始した「猪名川ディストリビューションセンター」(兵庫県川辺郡)の設備拡張(第2期工事)を4月に実施しました。
 これらの施策により、当連結会計年度中に1,100,027口座の新規顧客を獲得し、当連結会計期間末現在の登録会員数は 9,106,521口座となりました。
 加えて、当社韓国子会社であるNAVIMRO Co., Ltd.は、インターネット広告の出稿を中心に積極的な顧客獲得活動を推進して顧客基盤を拡大させるとともに、取扱商品及び在庫商品の拡充を進めました。
 以上の結果、当連結会計年度における売上高は254,286百万円(前期比12.5%増)、営業利益は31,309百万円(前期比19.4%増)、経常利益は31,538百万円(前期比19.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は21,813百万円(前期比16.9%増)となりました。