トップメッセージ


代表執行役ご挨拶

挑戦と敬意を力に「資材調達ネットワークの変革」を進めていく


平素より格別のご愛顧ならびにご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。
「資材調達ネットワークを変革する」という志を掲げ、2000年10月に大阪で創業した当社は、今年創業25周年を迎えます。25年目を迎えることが出来たのは、ひとえに取引先の皆様、お客様、関係者の皆さまのご支援とご愛顧のおかげです。心より感謝申し上げます。

モノタロウは2000年に、ユーザーにとって手間のかかる間接資材調達においてインターネットの技術を活用することで、見積なしで透明性のある価格と納期をすぐに確認でき、そのまま購入できるという、革新的なEC事業を立ち上げ成長を続けてまいりました。

現在、登録口座数は1,000万を超え、2024年は新たに104万のお客様に当社サービスをご利用いただいています。また、お客様の規模も中小企業だけでなく、大企業にも広がっております。それぞれのお客様の行動やニーズの理解を深め、品揃え、マーケティング、サプライチェーン、オペレーション、ソフトウェア、データといった当社の競争優位性の高度化を進め、当社だからこそ提供できる付加価値の高いサービスを追求してまいります。

私たちは、多くの事業者に「仕事がはかどる」という体験を提供し、その結果生まれる「使える時間」が、生産性の向上や新技術の開発、新ビジネスの創造といったお客様の事業発展につながることを目指しています。産業における「人手不足」と「本業にかける時間の不足」を当社のサービスで改善し、お客様の「時間の価値を高める」という変革を起こします。そして、変革が連鎖することで産業全体が発展していくことを目指し、行動していくことが当社の社会的価値だと考えています。

当社は、行動規範として、「他者への敬意」を最も大切にしており、その文化のもとで社員一人ひとりが主体的に挑戦できる環境があります。多様な個性や能力をお互いが認め合うことでチャレンジに挑む活力を高め、新たなアイディアやイノベーションを創出する環境を醸成し「資材調達ネットワークを変革する」という理念の実現に向けて、従業員一丸となって邁進してまいります。

取締役兼代表執行役社長 田村 咲耶

創業の志

互いに敬意を持ち仕事をすること。
小規模な変革を迅速に試し、その結果に従うこと。
これさえ守れれば、モノタロウは成長し続けます。


企業の創業には社会的な使命があります。まず、第一に社会に新たな価値をもたらす事です。
全ての業界には既存企業があります。そしてその業界のおかれた環境において最適化の努力をしています。そこに入り、勝つ為には社会に求められているが、存在していない新たな価値をもたらす必要があります。

2000年に私が仲間たちとモノタロウを創業し、間接資材の業界に参入した時、この業界の複雑な商流通をインターネットを利用したデータベースマーケティングで変革することでユーザーの皆さんに価値をもたらすことが出来ると感じました。そしてその価値を信じる仲間たちと全国のあらゆる現場に無駄な手間をかけることなくモノが足るよう、新しく効率的な購買プラットフォームを構築し提供することで間接資材調達の仕組みを変えてきました。

しかしながら、こうした新しい価値も常にその意義を問い続け、進化・発展させられなければすぐにその社会的使命を終えてしまいます。そこで第二に大切な使命はその企業自身が社会への貢献を継続出来る進化を続けられることです。
会社と云う熟語は逆に読めば社会です。私は良い会社=良い社会を作る事でこうした社会的使命を果たせるようにしたいと考えました。会社の構成員ひとりひとりが会社を自分の居るべき社会と思う事が出来れば存在のために必要な進化がシステムの中に組み込まれます。

そのためにまず必要なことはお互いに敬意をもって仕事をすることです。
この敬意は会社内部だけでなく、外部にも広がる事でモノタロウは社会の信頼の輪の一環になります。そして、常に変革を小規模で試し、その結果に従い進化することでモノタロウは今後も成長しつづけていけると信じています。

創業者 名誉顧問